今年もおかげ様で全国矯正展に出展させていただき、無事に終了することができました。ご来店いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
今年は全国矯正展の話題がYahooニュースにも出ていましたね。支援官のタレントさんに作品をお買い上げいただき、幸先のいいスタートだなと思っていると、次々にお客様が来店されました。中には私たちの活動に賛同いただき、みとびら会員になってくださるお客様もいらっしゃいました。出展していたお隣のブースのスタッフさんにはバゲットハットを購入いただきました。皆さんとてもお似合いで、矯正展の間、帽子を被って接客していらっしゃいました。少しずつではありますが、社会の中で認められるような活動になってきたなという、手ごたえみたいなものを感じます。 また、昨年のワークショップに参加していただいた方の中から“みとびらサポーター”として私たちの活動を支えてくださるスタッフさんがいます。活動の趣旨をご理解いただき、人手が必要な時に、それぞれの得意な分野でお手伝いくださっています。今回は、矯正展までの準備や、実際に店頭で接客にご協力いただきました。交代でランチを食べに行ったり、他のブースをあれこれとショッピングしたりして、何気ないお話をするうちに、同じ目的を持って活動してくれる仲間がいることを心強く感じました。そして、みとびらという活動をしていなかったら出会えなかった方たちと交流できたことがとても嬉しかったです。
“みとびらサポーター”からの感想
- みとびらのコーナーを通じて、社会に更生する方を支えている全国組織を少し知ることができました。 みとびらのコーナーをのぞいてくださった方に、自分の口で説明する経験ができた事で、よりこの活動の大切さを自分なりに実感しました。 【なおみさん】
- (矯正展について)ニュースなどで知ってはいましたが、初めて現地に行き、来場者、熱気等々その盛況振りにビックリ!でした。今年のテーマは『再犯防止』といった内容だったような。みとびらのブースを訪れて頂いた方から『セカンドチャレンジ』というステキなお言葉を頂きました。セカンドだけでなく、また全ての人に、その人が思い立ったときに何度でもチャレンジできるような社会になってほしいものです。 【 陽子さん 】
第三者的な視点の感想もありました。
- 美祢矯正センターのことをどこまでオープンにしてよいのかわかりませんが、素材収集、デザイン、縫製、製品管理、販売、どこに産官学が関わっているのか?図をパネルにして展示すると来場者にわかりやすいと思いました。 手に取ると商品の良さが伝わりやすいので、積極的に触ってもらえるよう、魚チャームをカゴに入れて展示したのはよいと思いました。 【IKIさん】
メイトさんたちが作った作品が売れて、それが彼女たちの教育資金となり、刑務作業を通しての経験が社会に出た時の糧となることはもちろんなのですが、私たちも彼女たちを支援するという活動を通して、いろんな方にお会いしたり、楽しんだりして勉強させられているのだなと思います。これからも暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
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