空飛ぶタペストリー

 藝大のクローズミーティングで、ボランティアにお披露目されたタペストリーは、丁寧に梱包されて手荷物として飛行機に乗り、美祢センターへと運ばれました。ボランティアによって仮止めされたパーツの最後の工程を行うために、タベストリーは空を飛んだのです。

 みとびらメイト達は、1年間に渡って磨いて来た縫製スキルを、ここでも発揮してくれました。その作業のお陰でパーツはしっかりと固定され、作品として展示できる状態に仕上がりました。

 この作業の後はまた空の旅をして、タペストリーは事務局に帰って来ました。 次は額入れ作業が始まります。完成まで一歩一歩、確実に手順を踏んで行きます

美祢の語源

 美祢社会復帰促進センターの入り口には、巨大な石のモニュメントが聳え立っています。

 今回は、それをご紹介したいと思います。

 モニュメントの足元には、「美祢」の語源が掘られた石もありました。そこには「このモニュメントは美祢の語源「嶺」を3つの連なる山々で表現したものです」と刻まれています。海沿いにある山口宇部空港から車で移動する道中は、まさしく美祢の語源の通り山また山。訪問した当日は天候にも恵まれて、自然の懐に分け入って行くような穏やかな道のりでした。

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