去る10/25(土)、10/26(日)に仲町の家で ワークショップ 「ぬう・つながる・ひらく」を開催しました。
あいにくの雨でしたがたくさんの方にお越しいただき、終始にぎやかな雰囲気の一日となりました。

古民家のあたたかな雰囲気は手を動かしてものづくりに取り組むのにぴったりの空間。畳に座って、制作を通じて他の参加者との交流もはずみます。

参加者の方はおさかなチャームを2つ選びます。これは美祢社会復帰促進センターのみとびらメイトさんが製作したもので、さまざまな生地を組み合わせて作られています。

そして、さまざまなボタンやビーズ、はぎれで自分らしく装飾を加えていきます。おさかなチャームに参加者が飾りつけをすることで、美祢のみとびらメイトさんに思いをはせ、つながっていこう、という試みです。

針と糸、ミシンを備えた別室の様子です。
参加者の中には「裁縫するのは小学校以来」という方も少なくありませんでしたが、この機会に思い切って挑戦される姿が見られました。



製作に取り組む参加者のみなさん。お友だちとおしゃべりしながら楽しく作ったり、黙々と作業に集中したり・・・



完成したおさかなチャームは、一匹一匹がいろんな姿をしています。






飾り付けが完成したおさかなチャームは、ひとつをお持ち帰りいただき、もうひとつを会場に展示させていただきました。時間がたつにつれて、おさかなたちの群れが大きくなっていきました。

26日(日)15:00からは、「PAC × みとびら クロストーク 「つながる」を考える 刑務所アートの現場から」と題して、「刑務所アート展」の企画・運営を中心に、刑務所の内と外、被害と加害を越えた対話と回復の契機を生み出す活動に取り組んでいるPAC(Prison Arts Connections)共同代表理事の鈴木悠平さんにお越しいただき、みとびらスタッフとのトークイベントをおこないました。
「刑務所アート企画をきっかけに、はじめて作品づくりに携わられる受刑者さんがいる」というお話が印象に残っています。このワークショップにはひさびさに布を使ったものづくりに触れる方がいて、ものづくりを通じて人と人とがつながっていくことを感じました。

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仲町の家とは | アートアクセスあだち 音まち千住の縁
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刑務所アート〜塀の内と外との交流型公募展

ワークショップ開催に合わせて、みとびらの「ひらく」ブランド「OUVRIR(ウーヴリール)」の展示もおこないました。古民家にも調和した落ち着いたスタイルとなっています。